本日のYahooニュースで今年も悲しいニュースが・・・

それは「家庭で入浴中に溺死4866人、9割が高齢者」というものです。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160120-00000045-jnn-soci

年間の国内での交通事故死亡者数の統計がありまして、年間4113人(平成26年)。こちらも決して楽観的な数字ではなく多いと思いますが、25年度からは減少しています(4373人)。自動車の安全技術で衝突軽減や、アクティブ・ブレーキなどを搭載する車も増えてますからね。

http://www.jtsa.or.jp/topics/T-254.html

つまり、家庭内で溺死する高齢者の数のほうが、全交通事故より多いわけです・・・   このメカニズムは「ヒートショック」なんです。

日本の家の大半は低断熱・低気密の住宅がほとんど。その証拠に屋根の雪がすぐ溶けたり、ながーいツララが雨樋から下がっている家がありませんか?これは熱が逃げてる証拠です。勿体無いですね~   勿体無いから、日本では「部分間欠暖房」による「採暖」スタイルが殆どです。リビングは暖房あるけど廊下はないとか、朝起きるときに暖房付けて昼は消して、夕方から付けて寝るとき消すみたいな。しかもその暖房方法は開放型石油ファンヒーターが主流。エアコンだと風がビュービュー来るだけで、肌は乾燥するは寒いは。新築で床暖房入れたけど、燃費が高すぎて勿体無くて石油ファンヒーター生活に逆戻りとか。石油ファンヒーターは一瞬にして温まるので強力です。でも、石油を寒い日中に汲みに行かなくちゃならないとか、ホームセンターでポリタンクで買わなくちゃいけないとか、結露がひどかったりカビが生えたり、燃焼ガスで頭が痛くなったり・・・   そんなこんなで家中には温度のバリアが沢山存在します。高齢者向けに転倒防止の意味合いで、段差解消=バリアフリーという言葉が一般的ですが、温度のバリアフリーは実現されていません。暖かいリビングは24度(でも床面は10度・・・)、廊下は10度、脱衣室は5度、寒いのをガマンして裸になって暖かい湯船にドポーン!!  その時です!血流が一気に駆け巡り、意識が遠のく。そして湯船の中に・・・    危険な道路脇を注意して生活していて、安全なはずの家屋内で至福のお風呂タイムが悲劇になるなんて・・・

当社は断熱工事や暖房提案を専門に提案していますが、他社リフォーム後に当社にお問い合わせ頂くお客様も多いです。「リフォームしたので、当然暖かいと思ったけど、思ったほど暖かくない・・・(泣)」  断熱・気密・換気・暖房には「原理原則」があるんです。当社も加盟します「新木造住宅技術研究協議会(新住協)」の全国の仲間達は積極的に勉強して快適な住環境をお届け出来るように頑張っています。一度その快適な住環境を体験してしまうと、もう前の生活には戻れません!!(笑)  「こんなに快適なら、もっと早くリフォームしておけばよかった!!」  一年を通じて四季のある日本がとても快適。しかも健康的! しかも燃費も安い!!  確かな断熱工事は長く快適に暮らす住宅投資ではすぐに元が取れます。

ぜひ快適で健康的なお住まいで長生きしてもらいたいと切に願います。